「全員出社なら、うまくいく?」ハイブリッドワークの必要性を提起する「電車内広告」の掲出を開始しました
お知らせ
2023年6月26日(月)〜7月2日(日)の期間、THE HYBRID WORKでは「JR山手線」および「東京メトロ全線」にて広告を掲載しています。
コロナ禍においては、多くのビジネスパーソンがテレワークを経験しました。
離れて働く中での、さまざまな難しさも話題になっています。
- コミュニケーションが難しくなった
- 雑談がなくなり、チームの一体感がなくなった
- 先輩の背中を見て学ぶようなことが難しくなった
- サボっていると思われないか不安
- 会社の方向性がわからない
- 一部の人が出社すると、結局テレワーク側は仲間外れのようになる
などなど……。
また、新型コロナウイルス感染症が5類に変更され、なんとなく「出社に戻そう」とする流れも一部では現れてきました。
「せっかくテレワークになってよかった部分もあったのに」
「また満員の通勤電車に乗らないといけない」
そんな声も聞こえてくる中で、私たちがいま一度みなさまと一緒に考えたいテーマを広告にしました。
「全員出社なら、うまくいく?」
必要なのは、オンラインでの情報・状況・コミュニケーションの共有
サイボウズ社内では、たとえば他のチームメンバーや他部署の人がいま何をしているのかは、グループウェアのスケジュール機能を見ればすぐわかります。
どんなやりとりを交わしているのか、どんな思いでその仕事に取り組んでいるのか等も、キントーンを見にいけばわかります。メンバーの今の様子がタイムリーに流れてきます。
オンライン上で、できるだけ多くの情報や状況・コミュニケーションをオープンにする。
つまり、チームの動きを感じたり、連携したりがしやすくなる取り組みを数多く実践しています。
出社した場合もオンラインを中心にして働き、テレワークをするメンバーが疎外されにくい工夫をして日々働いています。
私たちは、そうした働き方を自分たちで実践しているからこそ、こうした問いを投げかけたいと考えたのです。
「テレワークだから、上司に相談しづらい」
「テレワークだから、サボっていると思われる」
「テレワークだから、チームに一体感がない」
……
「全員出社なら、うまくいく?」
サイボウズのノウハウは、本ウェブサイト「THE HYBRID WORK」で余すことなく公開を進めています。
また、サイボウズ社内に限らないさまざまな方の見識や事例も公開しています。
こうした情報をひとりでも多くの人に届けたい。そんな思いで、今回の広告は制作されました。
出社もテレワークも組み合わせる「ハイブリッドワーク」を、今の日本社会でこそ考えたい
日本の労働人口はこれからますます減ると予測されています。
自宅で集中して働きたい人だけでなく、
- 育児や介護で家にいる時間を増やしたい人
- 地元に戻って地方に貢献しつつもさまざまな仕事に挑戦したい人
- 病気等で遠出は難しいけど働くことはできる人
など、さまざまな理由でテレワークを必要とする人は増えていくことでしょう。
一方で、働ける人が減る中では、そうした人たちもなんとか採用して働き続けてもらいたい。そんな必要性も多くの企業で増していきそうです。
また、日本では新型コロナウイルス感染症のような疫病だけでなく、地震や台風といった災害も引き続き数多く襲ってくると考えられます。そんなときでも事業を継続できるための準備が必要であることは、明らかと言えるでしょう。
出社のよさは節々で生かしつつも、テレワークも柔軟に組み合わせられる。
個人の幸福も追求しつつ、会社としての強さも手に入れられる。そうした「ハイブリッドワーク」がこれからの日本では重要です。
テレワークと出社を組み合わせるハイブリッドワーク。その必要性と実践方法について、今こそ私たちと一緒に考えてみませんか?